2017年 3月12日 YAMAHA MT-09 Tracer

2016年11月12日に、127000km乗ったBMW F800-STから、YAMAHA MT-09 Tracerに乗り換えました。
今、ちょうど4ヵ月経ちました。評価をまとめておきましょう。
YAMAHA MT-09 Tracer
まず、何処が良くてこれに決めたか。

 2代前にYAMAHAのTDM900に乗っており、結構気に入ってましたが、全然モデルチェンジしてくれないので、BMWになりました。BMWの次のバイクを探し始めた時、TDM900の後継がこのMT09 Tracerだとの書き込みがあり、興味を持ちました。排気量も、850と丁度イイし、色々な人の評価を見ると、軽くなっているらしい。これは、ちょっと乗って見なければ・・と、試乗車を探し、試乗させてもらいました。ほんの1km程の試乗でしたが、もう、一目惚れでした。以下に第一印象・・、特に気に入ったところです。ちなみに、バイクって試乗しにくいですね。私も、1度乗せてもらっただけです。厚かましくお願いしてもイヤな顔されることもないとは思うのですが、自宅から遠い、明らかに買うつもりのないお店に何度もお願いしずらいです。
@ エンジンが良く回る。
私、TDM850 → TDM900 → F800-ST と、3台続けてパラレルツインに乗ってて、大変気に入ってました。2気筒って燃費がイイと思ってるし、シュンって回るより、ちゃんとポンポンと爆発の音と振動が感じられるエンジンが好きです。Tracerは3気筒で、シュンって回るエンジンで、ちょっと気に入らないのですが、4気筒じゃあ無いし、燃費は、まずまず良さそうです。それに、トルクはありそうです。トルクについては、ドライブモードってのがあって、A→標準→Bを選べるのですが、私は、B(一番大人しいモード)で十分です。Aなんて、恐い。つまり、音は気に入らないけど、回り方は十分気に入ってます。
A 軽いです。
カタログスペックって分からないです。数値で言うと、F800-STとあまり変わらないです。でも、跨って振ってみたり、足で動かしたりしたら、軽いのが実感できます。F800-STよりは、1回りボディーが大きいのも関係あると思います。軽く感じれるってイイことです。
B 燃費が良さそう。
ネットの評価を総合すると、22km/lは出せそうです。私のお友達のリッターバイクの燃費は、皆17km/l程度らしいです。こんなバイクは、乗りたくないです。TDM900もF800-STも大体25km/l程度で走ってました。22km/lは、まあまあ合格点です。
C 乗車姿勢がイイです。
F800-STもツアラーなので、それ程前傾姿勢では無かったのですが、Tracerはもっと背中が立ってます。楽です。私は、長時間乗ってて楽な方がイイと思ってます。レースするんじゃないんだから・・。
D ABSとトラクションコントロールが付いてる。
F800-STにもABSは付いてました。これは、あんまり・・、と言うか、全くイイ装置では無かったです。凸凹の道でブレーキをかけると、ABSが効くのですが、一瞬抜けてしまいます。何度も怖い思いをしました。ディーラーに効かない様にして欲しいと依頼したのですが、出来なかったです。YAMAHAのABSがどんな効き方をするのか分からなかったですが、進化していることを期待します。
E ディスプレーの情報が多いです。
ずっと、スピードメーターはデジタル表示に憧れていました。F800-STでは、GPSロガーでスピード表示ができる機器をメーター代わりに装着していました。Tracerは、スピードが大きなデジタル表示なだけでは無く、気温、燃費、水温等が表示できます。これが嬉しいです。ただ、後で気が付きましたが、燃費は使い物にならなかったです。
F ライトが殆どLEDです。
これは、今時のバイクの標準かな?やっぱり、色もあって明るいです。私は、あまり夜に走ることはありませんが、まあ、明るいに越したことは無いです。それに、電気系への負担も小さいだろうし。
G 安い
これは、もっと上位にはなりますが、安いと思います。とは言え、これは、BMWに比べてとの評価で、安価な軽自動車とほぼ同じ位のお値段なので、絶対評価とはならないですね。

逆に、購入時点で気に入らなかったこと
@ 座高が高い
F800-STは、国内仕様が既にローシート仕様になっていて座高が結構低くなっていました。それに対し、Tracerは、標準が高い方のシートで、ローシートは別売になってます。国内仕様はローシート仕様にするか、選択出来る様にすべきです。私は、購入を決めた時にヤフオクでアンコ抜きのシートを安くで購入し、これを使ってます。また、ローダウンキットで15mmのダウンも出来るので、お願いしました。ローダウンキットを使用すると、サイドスタンドも短くする必要があります。足を切るか、短い足をネットが買うか・・。何らかの対応が必要になります。
A ハンドルガードがじゃま
全く要らない。何の為に付いてるのか・・、理解出来ないくらい。で、これは、外す以外に無いと思ってました。ちゃんと外せるか、グリップエンドがどうなるか、買ってからぼちぼちやろうと思いました。
B オプションのフォグライトが高い。
フォグライトを付けるとカッコイイのです。試乗車にはこれが付いてたのです。で、これは、必需品だと思ってます。ただ、高いです。ドイツのメーカーのフォグライトを使ってるのですが、54000円です。こんなの、日本メーカーでイイので、標準で付けておいてくれればイイのに・・。
C 転倒時のダメージが大きそう。
クラッチカバーなんかがいやに大きく出張ってるのです。これは、転倒した時、ダメージが大きそう。これは、エンジンガードを付けるしかないです。買った人みんなが付けなければならないものは、標準装備にすべきです。若しくは、転倒してもダメージの少ない設計にすべきです。下の写真はエンジンガードを取付したとこです。

D スクリーンがカッコ悪い。
これは、趣味の問題ですが、どうも、スクリーンが気に入りません。まあ、社外品を付けよう。

下の写真は、ハンドルガードを外し、スクリーンを社外品に交換しています。
その下の写真がYAMAHAのホームページから借用したノーマル状態(左)と、同じアングルでの私のTracerです。フォグライトが追加されてます。



次に4ヵ月間乗った現時点の評価です。
まず、総評として、やっぱTracerにして良かったです。後悔は全然無いです。もちろん、小さなところで文句はたくさんあります。でも、走ってて気持ちイイことは何にも代えがたいです。
では、小さな?文句を含め、個別の評価です。
@ 何だこれは、と思った空気入れ。
未だこんなことしてるんだ・・、と思いました。アルミホイールの空気入れの先頭が中心に向かってるのです。

これではガソリンスタンドで空気入れは出来ません。ベースがゴムなので、強引に手前に曲げて空気入れの先端を突っ込むか・・、かなり曲げることになるのでゴムが痛まないか不安です。ゴムが痛んだら空気が漏れて走れなくなるし、修理にタイヤを外さなきゃなんないし。何なんだこれは・・。F800-STは簡単に突っ込めたのに・・。全然ユーザーのこと考えて無い。イイ加減にして欲しいです。次のタイヤ交換の時に、アングルの付いたエアバルブを付けようと思います。それまでは我慢しなきゃなんない。90°先端を曲げるアダプタを付けての空気入れしかないですが、付ける時にちょっと空気が漏れるので、結果正確な空気圧の管理が出来ない。本当、困ったもんだ・・。ホンダも一緒で、娘の原チャリはもっとヒドイです。日本のバイクメーカーは怠慢だ!!
A 全体に作りがちゃっちいです。
・ まず、クラッチミートの時、ハンドルがブルブルって震えます。強度不足ってことは無いと思うのですが、F800-STではこんなこと無かった。こんなとこで軽量化してるのかな?あまり、気持ちのイイものではないです。
・ 先日、フォグライトを付けるため、カウルなんかを外しました。どうも外しにくいです。小さな板切れを張りぼての様に被せてるみたいで、あまり造り込んだって感じではないです。ちゃっちいです。
・ バイクを狭い車庫に入れる為、シートを外して足がしっかり着く様にして動かします。シートをはめる時、なかなか一度にすんなりとセット出来ません。何度もこうかな?ってやり直してやっとセットできます。悪くすると、歪んだまま固定されることもあります。どんな設計をしてるんだ?上記のカウルもそうですが、ボディー回りの作りが悪いなーー。
B サスペンションの調節が良く出来てる。
私は、結構長距離走る方だと思うので、サスペンションの硬いのは嫌いです。最初、お店の方にプリロードをソフトに設定してもらい、フロントの減衰量を自分で調整しました。かなり変化し、乗り心地が変わります。おかげで満足できる状態になりました。
C 燃費計が使い物にならないです。
スピードメーターの横にディスプレーがあります。

ここに自分の好きな情報を選択し、表示出来ます。この写真では、上からトリップメーター1、外気温、平均燃費を表示しています。この他に水温、水温、カレント燃費等々が選択出来ます。この平均燃費が正確ではありません。1日、300km程走ってこの燃費の表示が27km/l位の時、燃料を入れて走行距離を割ると、大体22km/lから23km/l程でしょうか。大体、推移がおかしいです。燃料を入れて、トリップメーターをリセットして、朝一走り始めて1km程の時、2〜3分程信号待ちでアイドリング状態の時にも、燃費計が変化しないのです。変です。こんな時は、燃費がすごく悪くなるはずです。思うに、止まっている時は、燃費に合算しないアルゴリズムになっているのではないかな?兎に角、変。使えないです。走った距離を使った燃料で割ればイイだけなのに・・。
D ドライブモードが毎回リセットされる。
上の写真で、スピード計の下が燃料計で、その下に「MODE」とあってその右に「STD」とあるのがドライブモードです。エンジンの元気度をA→STD→Bの3段階で調節出来ます。私、Aなんて指定して走ったことは無いのですが、ネットの評価によると狂暴なエンジンになるらしいです。これが、キーをオフにする度に毎回STDに戻る様になってしまいます。私は、Bで十分なので、毎回、キーONにする度にモードスイッチを2度操作してBに戻す操作をしています。全く無駄な操作を強いられています。ドライブモードなど、乗る人の好みで決まって来るもので、状況により使い分ける人の方が少ないと思います。時々、操作を忘れて、STDモードで走り始めますが、元気過ぎて、動きが全く違って来るので、危ないこともあります。安全面からも、前回OFFにした時のモードを継続すべきだと思います。
E ディスプレーは・・・、良く出来ているけど・・・。
上のディスプレーの写真の右側が諸情報の表示なのですが、大きく「N」とあるのがミッションの段数です。1→N→2→・・・→6と表示されます。これは、有り難いです。素晴らしい。ただ、その横のメモ3枚の矢印の絵は、ずっとこれが表示されてます。全く意味が無いです。ここは、やはり下のマルチ情報画面の何番目の画面かの番号を表示すべきでしょ・・。ちょっと残念です。
F グリップヒーターの温度設定がイイ加減。
オプションで純正のグリップヒーターを付けました。純正なりにイイことは沢山あるのだけど、残念なのは、3段階の温度設定で、1段では殆ど暖かく無く、2段では、熱すぎる。適温に設定出来ないのです。ので、2段に設定後、しばらくして熱いので1段に落とす・・、と言う操作を繰り返してます。メーカーの純正なのにちょっとお粗末だ。
これは、私の誤りでした。Tracerに乗ってられる方からメールを頂き、3段階の温度設定を10段階から選択し変更可能であることが分かりました。来季は、快適になると思います。感謝!感謝!
G トップケースのベースの取付がしっかり出来た。
上の写真の通り、GIVIのトップケースを取り付けてます。このベースの取付方法が非常にしっかりと出来ます。しっかりとと言うのは、2代前のTDM900では、確か両サイドから長いアームを伸ばしてベースを取り付ける様になっていて、一度壊れたことがあります。Tracerでは、両サイドからのアームに加えて、テールランプの上のリアシートの後ろにネジ穴があってここに取り付ける様になっており、強度が全く違う様になってます。なかなか良い方法です。

H シート下の収納が狭い。
殆ど何も入らない状態です。私は、常にトップケースを付けて走ってますが、それとは別に、パンク修理キットや基本的な工具程度はシート下に収納したいものです。今のところ、パンク修理キットだけは狭いところに分割して収納してますが、もう少しスペースがあればイイですね。

I タンクバックは、GIVIのST602を使用。
今までタンクバッグに苦労してました。F800-STは、ハンドル直後がバッテリーで、上部が非金属でマグネットが使えなかったです。Tracerも基本的に同じなので色々と探した結果、GIVIのST602を見付けました。これはイイのですが、2点気に入らないことがあります。1点は、ガソリン注油口に取り付けるのですが、その周りが宙に浮いてる様になってます。イマイチカッコよくないです。2点目、簡単に取り外しが出来るので、盗難がちょっと心配です。何らかの対応が必要です。ST602は、上部に外付けの小バッグが付けられるので、ここにETCを収納出来ます。これもぴったりです。


その他、思い付くままに。
・ ガソリンタンク容量は、大きくなったと宣伝してますが、まあ、普通です。これが当たり前だと思います。350km位走れる容量かな。これより小容量だと1日走れないゾ。
・ 電気系は、メーターの横に12Vソケットがあるのは便利です。ここに5V高圧のアダプタを付けてナビの電源にしてます。まずまず便利です。それに、メーター裏にサービス電源が出てるのはありがたいです。利用させてもらってます。

・ ナビの取付方法は、Tracerの先輩がネットで取付方法を公開して下さっているのを参考にしました。最初、その通りにしようとしましたが、結果は、大分変更し、独自の方法になりました。でも、RAMマウントベースを使うと言うアイデアは大変助かりました。ありがとうございました。

・ ローダウンしたので、サイドスタンドを短くしなくてはいけなかったのですが、友人がそっち系のプロだったので、お願いしてサイドスタンドを短くしてもらいました。私、幸せ。
・ オプションでイモビライザーを付けてもらいましたが、通常は使わないので、スピーカーのon-offのスイッチを自分で取り付けました。バイクのキーをoffにする時、イモビもoffに出来るのですが、その時も、ピッピッと鳴る仕様なのです。この音も結構大きな音なので、通常は一切音が鳴らない様にしました。使うのは、ロングツーリングで、外に長時間駐車しないといけない時のみです。
・ ABSは未だ作動していないのか、実感していません。F800-STは、はっきりと作動が確認出来て、殆どの場合、恐い思いをしたのですが、今のところABSで恐い思いをしていません。
・ 今後、取付を考えているのは、電圧計です。バッテリーのへたりと、ダイナモ、レギュレータの故障を発見できるのは電圧計なので、これは必須です。何故、標準で付いてないのか、不思議なくらい・・・。多分、電気の基礎が分かってないと見方も分からないからだろうな・・。
・ 先日、2017年モデルチェンジがありました。色が追加されたのと、トラクションコントロールの効き具合が2段階に調節できる様になったらしいです。ちょっと羨ましい。でも、まあ、仕方ない。


以上、なかなかイイバイクです。ちょっと不満はありますが、お値段も併せて考えると、十分満足できるバイクだと思います。
これから、多分6〜8年程、一緒に走り回る相棒となると思います。元気で走り回ります。

最後にお店について。
TDM900はレッドバロンで買って、なかなか対応が良かったので、今回も出来ればレッドバロンにしたかったです。ちなみにF800-STは、BMWのディーラーでした。で、レッドバロンと近くのYSPに相談に行きましたが・・、売る気があるのかなーー?って思いました。私が本気で買う様に見えなかったのかな?ネットで検索すると茨木の駅前のバイク屋さんが結構安い値段を出してくれてたので、行ってみて、その場で決めちゃいました。下取りとオプションの工賃なんかの条件が良かったためです。ちょっと遠いですが、何回お店に行くことになるかですね。今のところ、イイ買い物だと思ってます。

その後、気が付いたこと。対応したこと。
・ H29.05.25  10000kmを走ったので、5月4日に2度目のオイル交換をしました。HONDA ウルトラ 10W−30にしたのですが、多分これが原因だと思います。どうも、燃費が伸びたみたいです。10W-40からの変更です。あの不正確な燃費計での値なので正確ではないですが、以前は30km/lなんて行かなかったのが、その後は、30km/lを簡単に記録します。暖かくなったからかな?どっちがイイんだろ??
・ H29.05.25  最近、変えたこと。信号で停車している時のアイドリングが結構高いです。1300回転位で回ってます。どうも、ガソリンの無駄使いみたいな気がして、長くなりそうな時にはエンジンを切る様にしています。ガソリンの消費がどれ程減るのかは、分かりません。それにセルを回す機構への負担がちょっと心配です。
・ H29.08.21  とんでもないことに気が付きました。今まで、何となく使い難いと思ってたのですが、改めて考えてみると、これは非常に重大な不具合とも言えます。悪質な欠陥と言ってもイイです。バックミラーの形状です。このページの3枚目の写真の右側にバックミラーが写ってます。良くご覧下さい。先端が尖ってます。右側のミラーの右端、左側のミラーの左端です。この尖っている所が一番必要な場所なのです。見たい所なのです。ここを尖らせて見にくくなっています。どうも、後ろが見にくいと思ってたら、デザイン優先なのでしょうか?こんな危ないかっこうになってしまってます。後ろが良く見えません。ヤマハは、何十年のバイクを作って来て、その経験の蓄積を生かす設計が出来ないメーカーなのでしょうか?ちょっと、ヤマハを見損なってしまいました。
・ H29.09.??  バックミラーを社外品に交換しました。

安価なものですが、形状が気に入りました。一番見たい所が広いので見易いです。ちょっとアームの長さが足りなかったのでオフセットホルダーで外側にずらしました。もう、感激するほど後ろがばっちりと見えます。安全運転には欠かせません。もう、前のミラーには戻れません。ヤマハさん、良く考えて下さい。(写真はあまり良くないので、写し直しますね。)
・ H29.10.07  空気入れのバルブをアングルのものに交換しました。
やっとタイヤ交換の時期になったので、やっとアングル付きの金属バルブに交換しました。

90度ではありませんが、ステンレスのやつです。確かMADMAX製です。もう、最高です。簡単にガソリンスタンドで空気入れが出来ます。当たり前のことなのに、何でこんなに感激しなきゃなんないの?訳分かんない。ヤマハさん、良く考えて下さい。ちなみに、締め付けのナットが外部に出てるタイプです。内部で締め付けるタイプもありますが、もし、緩んだ時に自分で締め付けが出来る様、このタイプにしました。内側で締め付けるタイプは、カッコいいのがあるのですが、ちょっと不安があるので・・・。
 
不具合対応に納得出来ないぞYAMAHAさん
2ヵ月程前かな?新車購入から1年6ヵ月、26000km程の時、不具合が発生しました。
朝一番はイイのですが、ちょっと走って、エンジンが暖まっている時、例えばお昼を食べてさて次の目的地へとエンジンをかけようとすると、すぐに止まってしまいます。アクセルをある程度吹かし気味にしながら、止まらない様にしばらく回さなきゃいけません。
インターネットで調べると、同じ様な不具合の報告が結構あります。吸気系のどこかのセンサーに汚れが付着して、アイドリングが不調になるとのこと・・。クリーニングすればイイとのことだが、素人が簡単に触れるとこでもなさそうで、やはりショップにお願いしないといけないので、単純に頼めば工賃はかかってしまいます。YAMAHAのHPにはリコールの通知は無いので、取り敢えずショップに電話してみました。症状を説明したところ、取り敢えずエアクリーナとプラグを交換して様子を見てみる・・・・・?、なんだそれ?インターネットでの書き込みもあり、メーカーの瑕疵だからクレームとして扱って欲しいと再度要求すると、代車を用意するので待って欲しいとのこと・・。待つこと20日弱でやっと連絡がありました。
代車は磐田ナンバーだったので、メーカーから来た代車だったのでは??メーカーの瑕疵だと言うことは認識してるんだ・・。
またまた2週間程経って、直ったとの連絡があり取りに行きました。やはり、YAMAHAに行ってたとの事。
対応内容は、メーカーでクリーニングを行っただけ・・。2週間もかけて・・、バイクに乗りたいから買ってるのに、2週間も取り上げて平気なのかな?時間を取り上げることをどう考えているのか??
しかも、今回のクリーニングは、メーカーで対応したけど、次回からは無償とはならないとのこと・・。バイクは車と違ってそう完璧な状態で出荷しているわけでは無くって、改善しながらとなるのでその過程と受け取って欲しい・・・?なんだそれは・・?
まあ、この辺は、ショップの担当者の言い訳がいくらか入ってるのかも知れませんが・・・、情けない言い訳だ。
定期的にプラグとエアクリーナは交換しなくてはならないとは思っていますか、その費用を聞くと12000円程でクリーニングはその中でついでに実施出来るとのことですが、それは27000km程ではないです。私は、120000km程は走るので、クリーニングだけの実施となることもありそうで、その分はユーザー負担となることになるそうです。
何で、メーカーの瑕疵のツケをユーザーが負担しなきゃなんないのか・・・?
1年程前にマイナーチェンジがあって、そこでは対応が行われているらしいので、同じ対応をすべきだし、それが無理なら、例えば、不具合発生時のクリーニングだけは新車保証期間終了後でも、ショップで無償で対応するとか、例えばエンストしない様にファームウェアを修正するとか、とにかく、メーカーの瑕疵をユーザーに負担させるのはどう考えてもおかしいゾ!
全く分からん!!!
YAMAHAさん おかしくないか?

ちなみに、MT-09 Tracerには、もう一つ不具合があって、カムチェーンテンショナーの強度不足で、途中で部品を改良してるらしくて、これも私のバイクは古い部品らしいです。で、取り替えてくれるのかと思ったら、現象が発生したら、無償対応するとのこと・・。それまでは、不安を抱えてでも乗ってろってことらしい。
YAMAHAは、不具合対応にユーザーの気持ちなんて考えないんだね。大分、がっかりの顛末でした。


メインテナンス記録
H28.11.12  新車購入
H28.11.??  エンジンガード取付
H28.12.??  1000kmのオイル交換 HONDA ウルトラG2 10W-40 オイルエレメント交換
H28.12.02  ディーラー1000km無料点検
H29.05.04  10000kmのオイル交換 HONDA ウルトラG2 10W-30 オイルエレメント交換
H29.10.07  1回目の前後タイヤ交換 Bridgestone BT023 走行20735km ステンレスバルブに交換
H29.10.11  20000kmのオイル交換 HONDA ウルトラG2 10W-30 オイルエレメント交換無し 21357km
H30.06.11  30000kmのオイル交換 HONDA ウルトラG2 10W-30 オイルエレメント交換 30400km
H30.07.10  スロットルバルブ バタフライ清掃。メーカー瑕疵だが、今回のみメーカー対応 31000km
H31.01.30  2回目のタイヤ交換は、まず減りの早かった前輪のみ。Bridgestone BT023。走行39400km
H31.03.31  40000kmのオイル交換 HONDAウルトラG2 10W-30、40の混合 エレメント交換無 40400km
H31.08.xx  後輪のタイヤ交換。前輪交換時に前払いしていたので、同じ銘柄。44000km程。
R01.11.xx   50000kmのオイル交換 HONDAウルトラG2 10W-40の混合 エレメント交換 51000km
R02.09.xx   3回目の前輪タイヤ交換 BT023 走行59200km 17,320円
R02.10.xx   ブレーキフルード交換
R02.10.xx   プラグ、エアフィルター交換 スロットルバルブ バタフライ清掃 走行59300km  12,410円
R02.10.12   前後ドライブレコーダー装着


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