2016.02.02 津市 『梦窓庵』

毎度、ネットでいいお店は無いかと探してます。
今回は、年末に見つけたお店に伺いました。
実は、もっと早くに出かけたかったのですが、1月始めに予約の電話を入れると、21日までお休みとのことで、この日となりました。
そんな中、全く別にこの辺りをツーリングで走ってると何だこれは・・?と思える不思議な砦を見つけました。川に出っ張ったお城の様にも見える岩です。
で、案内板を見ると何とそれが梦窓庵さんだったのです。あーーー・・、ここか・・。納得です。
で、予約をしてからも、もう一度下見をしました。
バイクでの道は分かりましたが、車で行ける道ではなかったからです。で、車で行ける道を確認して、当日出かけたのですが、何と・・、曲がり角を間違い、迷ってしまいました。
ちょっと分かり難いところですが、行き着いた達成感もありました。

場所です。 → ここ。

この川は雲出川と言うそうです。
この少し上流に川遊びが出来る公園があって、2〜3年前に遊んだことがあります。(今は閉鎖されています。)
梦窓庵さんは鉄橋の右のこんもりとした小山の中です。
この鉄道は、台風の被害で不通になり、3月に復旧するらしいです。


梦窓庵さんへのエントランス。
イイでしょ。
今回は、2月に来てしまいましたが、特に秋の紅葉が素晴らしいそうです。
写真を見せて頂きました。
桜の頃とか、つつじもたくさん植わってるそうで、ホント、伺う季節を間違えてしまいました。
ちなみに、この日の来客は、我々のみでした。

店内も、落ち着きのある日本家屋です。
テーブル、箪笥、照明などもなかなか重みのある感じのイイ空間です。

予約をしていたので、準備して頂いていたテーブルには本日の料理の絵が描いてありました。
出して下さった料理と、この絵を見比べると、内容が分かる様になっています。
なかなか親切・・・。

さて、これは、予めセットして下さってた、前菜。
真ん中に梅酒があったので、私は車なので味わえず、相方に飲んでもらいました。
この日は2月2日なので、節分にちなんだ料理となっています。
真ん中に豆があります。
梅の小枝も添えられています。
上から、茶ばなひたし、サーモン南蛮漬、こんぶきんかんとあります。

次に出された料理。
手の込んだ料理が数多く出されます。
で・・、これを2人前だけ作って下さったのかな???

左上から、あげつつみ、玉子焼、緑野菜おしたし、きんぴらごぼう、生ハムパイン巻き、人参スルメ大豆甘酢。
パインは、本当にパイナップルです。
この次のてんぷらでも意外な食材が登場しますが、この辺りは店主のチャレンジ精神旺盛なところでしょうか・・。

茶碗蒸しは、意外とオーソドックスな内容でした。
美味しく頂きました。

さて、これがメインディッシュでしょうか・・。
この器、2月なので梅にちなんだものですね。
この辺り・・、ありがたい。
蓋を開けると2段になっていて、それが下の写真です。
左から、たき合わせ、人参、こんにゃく、こうや、しいたけ、たけのこ。
かまぼこしそばさみ、春巻、くろまめ、しいたけからしあえ、里いも、牛しぐれ煮。
右が、てんぷら、干柿、りんご、梅干、舞たけ、ビスケット、ポテトサラダ、山くらげ。



あと、お吸い物と、ご飯として恵方巻きを出して下さいました。
本来は、ご飯とみそ汁、香物らしいのですが・・、節分と言うことで、ちょっと得しちゃいました。
なかなか、ボリュームがありました。

もちろん、奥様から、南南東がどっちの方角になるかとの説明もあったりして・・、ちゃっかり節分の行事をやっちゃいました。

最後にデザートを頂きました。
この日は、お善哉です。

私、事前に色々なブログ等を拝見し、これは、日頃B級グルメで喜んでるお腹には物足りないのではないかと覚悟して出かけたのですが、どっこい・・、なかなかボリュームもあり、楽しめる内容でありました。
生ハムパイン巻きとか、りんごや梅干やビスケットのてんぷらと言うのは意見が分かれるところでしょうが、全くダメと言う感じも無かったので、ある意味有りなのではないかと思います。
この雰囲気と内容で2700円は、充分価値のある料理だと思います。
また、伺うと思いますが、次は、秋の紅葉の美しい時にしたいと思います。
ちなみに、この2日後に、ご主人から礼状が届いておりました。
ご丁寧にありがとうございました。

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