2008.04.26 福知山 『鬼ヶそば』

私、そばは高級料理だと思ってます。
うどんは、うどん専門店程、お値段がリーズナブルで、1杯200円〜300円程。
それに比べ、お蕎麦の専門店では、最低でも600円、高いとこでは、1000円程もします。
何故かは分かりません。
しかも、私、そばがどうしても食べたいとは思ったことがありません・・。淡白すぎるのかな?

今日、お邪魔する「鬼ヶそば」は、最近良く走る、福知山から舞鶴に抜ける府道55号線沿いに看板が出てる、ちょっと気になっていたお蕎麦屋さんです。今、気が付きましたが、「郷土料理」となってますね。

場所です。  →  ここ。

京都府の府道55号線沿いに出てる看板です。
ここを曲がって100m程行くと、今度は右です。

その先に神社があって、その向こうに見える民家がお店です。



お店(?)の前は、坂になっているので、バイクはご用心を・・・。

店内は、本当民家です。
木の根っこのひばちがテーブルです。


メニューです。

やっぱり、お蕎麦を頂きに来たので、ざるそばですよね。
ネットの評価では、ちょっとボリュームが不足気味らしいので、大盛にして頂きます。
これは、後で分かりましたが、料金も1.5倍の1050円になります。

それと、「松バ」。これは、鶏肉です。

合計、1530円になります。

テーブルは、こんな感じ。
今日は、11時過ぎにお邪魔して、12時過ぎに出るまで私独りの貸切です。

私の「松バ」。

美味しそうでょ?
もう、味付け済です。
市販の塩コショウでしょ・・・。

塩コショウは、美味しいので好きですが、味が強くって、本来の味が分かりません。


食感は、イイです。
柔らかすぎず、固過ぎず・・。


松バば、1人前だけだったのですが、ちゃんと炭を持って来て下さいます。

私、実は、このお店はこの辺りの農業をやっていた方がお蕎麦屋さんを始めたのかと思ってました。
でも、一目見て、そうじゃないと思い直しました。
奥さんも、ご主人も、優しくって大人で、信頼の出来る雰囲気を持った上品な方だなって。
気持ちのいい接待を受けました。

私のざるそばです。

大盛なので、そばが3巻きになってます。

蕎麦湯も最初っから持って来て下さってます。

わさび・・・・。
自分で擂るんです。
しかも、これ、鮫皮のわさびおろし。
私、恥ずかしながら、始めて見ました・・、確か。



なかなか、きれいに擂れます。
日本の文化・・・、いいなー。

おそばは、つるつるで、美味しいと思います。
お蕎麦って十割蕎麦から、色々と違うんですよネ。
私としては、もっと固いのが好きです。

大盛にして頂きましたが、やはりこれでも大食いの私には不足だった様で、帰りは、お腹ぐーぐー・・・・。


お蕎麦を頂いたあと、蕎麦湯を入れておつゆを頂きました。
が・・・、味が変です。
何か・・・、苦味を感じます。
で、おかしいなっと思って蕎麦湯の蓋を開けて見ると・・・、ゆずが入ってました・・。
納得!

私、ゆずは苦手です。

入れないで貰いたかったです。
取り替えてもらっても良かったのですが、おつゆまで・・・、ねっ。
ちょっと残念。


松バは、美味しく頂きました。
ボリュームはあまりありませんでしたが・・・。
残った骨です。
で、「松バ」の名前の元が判明。
骨が松葉の形ですよネ。

これ、ウイッシュボーンって言うのですよ。
車のサスペンションの形でダブルウイッシュボーンって言うのは、この形を2つ使っていることによるらしいです。
関係ないか・・・。

お蕎麦は、やっぱり私には高級料理でした。


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