2006.09.16〜24 九州ツー
今回の九州ツーの最大の目的は「バイクでの全県制覇」です。 バイクに乗り始めて約9年。 年々、行動半径が広がり、とうとう日本国内を全て走り切るところまで来ました。美味しい物を求める旅も忘れちゃあいませんが、こんな目標もイイものです。 今のところ、全県制覇ってたって、「沖縄県を除き」って注釈が付きます。これは、シャクなので何時かは完全制覇してやるぞ! 行程は、ずっと計画していた半時計回りを急遽逆にしました。 あの台風13号の進路を考えてのことです。 本来は、1泊目の松山から2日目には九州入りする予定でしたが、フェリーが欠航となり、1日半の足止めとなりました。 その代わり、後半は全くのピーカーで、気持ちのいいツーリングになりました。 天は我を見放した訳ではなさそうです。 それと、もうひとつの小さな制覇もありました。 日本本土、最(東西南北)端制覇です。これも何となく嬉しい! |
下の表が日程です。 走行距離は、2,917km! 台風で足止めを喰らった分だけ伸びませんでした。 |
日付 | 行程 | 宿泊地 | 走行距離 |
9月16日 | 自宅→和歌山→徳島→松山 | 松山 | 306 |
17日 | 松山→佐田岬→大洲 | 大洲 | 197 |
18日 | 大洲→佐田岬→佐賀関→臼杵→阿蘇 | 阿蘇 | 181 |
19日 | 阿蘇→宮崎→霧島 | 霧島 | 412 |
20日 | 霧島→桜島→佐多岬→鹿児島→吹上浜 | 吹上浜 | 364 |
21日 | 吹上浜→天草→島原→雲仙→長崎 | 長崎 | 298 |
22日 | 長崎→伊万里→佐世保→平戸 | 平戸 | 255 |
23日 | 平戸→小倉→下関→萩 | 萩 | 340 |
24日 | 萩→出雲→自宅 | 帰宅 | 564 |
総走行距離 | 2,917km |
使ったガソリン | 119.5 リットル |
トータル燃費 | 24.4 km/リットル |
宿泊 | 8泊(全てYH) |
写した写真 | なんやかやで、1,646枚 |
写したMovie | 2本(1本30秒) |
使ったお金 | いっぱい・・。 |
トラブル | 台風13号のお出まし |
事故 | 無し 立ちごけ1回!(くやしい!) |
違反 | 無し(ラッキーなだけ。) |
阿蘇は雄大だ! |
桜島は、生きてる! |
知らない町はあらゆる所にあるなーー。(大洲のこと。) |
僕は雨男じゃあない! |
ナビは最高!これから必需品だ! |
立ちごけしちゃった! |
割子蕎麦、また食べられなかった。 |
GPS(Geko201)は、6日で満杯になっちゃった。 |
県 | 種類 | お店 | |
徳島 | 中華そば | いのたに | |
愛媛 | ステーキ | ビーフワイルド | |
ラーメン | 豚太郎 | ||
大分 | 和食 | 関の亭 | |
熊本 | 和食 | 山賊旅路 | |
鹿児島 | 焼鶏 | みやま | |
ラーメン | 豚とろ | ||
かき氷 | 天文館むじゃき (白熊) |
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長崎 | 和食 | 姫松屋 | |
中華 | 天天有 | ||
バーガー | BigMan | ||
大衆食堂 | 萬福 | ||
山口 | 寿司 | 唐戸市場 | |
イタリアン | バウゼ |
台風の影響で、予定外の大洲市を観光しました。 もう何十年も前に「おはなはん」って言うテレビ連続小説(朝ドラ)があり、樫山文江さんが主人公で、私も印象深く覚えてます。 そのおはなはんの出身が大洲と言う設定だったそうで、「おはなはん通り」なるものがあります。そこでの1枚です。 ひまわりの花が古いお宅の玄関に忘れられた様に咲いているのに何となく夏の終わりを感じさせる風景かな?・・・と。 |
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同じく、大洲での1枚ですが、「ポコペン横丁」なる、昭和時代の懐かしい街角を復元した一角があり、その入り口に止まっていた車です。 気が付いて、写真を撮り始めた時に所有者が乗り込んで、あっと言う間に走り去って行ってしまいました。カッコイイ車でしょ・・・。 ちゃんと、ナンバーもあり、元気なエンジン音で走ってましたヨ。 イイなーー。 |
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臼杵の石仏では、もう何十枚も写真を撮りました。 本当は、もっと見て頂きたいのですが、3枚のみに絞りました。 厳密には磨崖仏(まがいぶつ)と言わなくてはならないのですが、全部で59体。 なかなか迫力のある仏様です。 珍しいのは彩色を施してあり、作成当時の様子を連想させてくれることです。 学生時代の旅行で見た記憶とは、幾分違ってましたが、改めて心打たれるものがありました。 |
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臼杵石仏の向かいにお寺があり、その前の金剛力士像2体の内の1体です。 ここの金剛力士像は、石像で、しかも大分壊れかけています。 しかし、その迫力は十分に伝わって来ました。 |
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同じ金剛力士像を後から写してみました。 力強いポーズと、何だか寂しそうな孤独感と、同居している様で興味を引きました。 |
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大分県から阿蘇に向かう国道は、雨がぼそぼそと降ってました。 外輪山を登り、阿蘇のカルデラに降りる時、ご覧の様に、阿蘇山に日の光が差し込みました。 思わず、バイクを停めて撮った一枚です。(実は何十枚も撮ってますが・・) 雲にまで阿蘇山の力強さが伝わってるみたい。 |
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「大観望」からは晴れていると、阿蘇山と阿蘇の街が一望に見渡せるのですが、今朝は、一面の雲海! 何人ものカメラマンが雲海とその向こうに見える阿蘇山をフィルムに収めてました。 (メモリーに収めると言うべきかな?) 私も雲が隠したり、見せたりする阿蘇の山陰をバシバシと撮っていました。 |
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大観望で上の写真なんかを撮っている時、ふと下を見ると、雑草に朝露がいっぱいに付いています。 朝日に輝き、とてもきれいです。 これは、写さなきゃ・・・・。 最近のデジカメは、特にアダプターも無しにマクロ撮影が手軽に出来るので、気軽に撮ってました。 |
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阿蘇山で一番有名な風景は、この風景ではないでしょうか? 私も何度か来て見ている風景なのですが、やはり、自分の足・・・、いや、バイクで来て始めてその美しさに気付きました。 いい風景ですね。 |
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こちらは、同じところですが、ちょっと右にずれたところ・・・。 大きくして見て頂くと、牛が2頭、水浴びをしています。 それを点景に・・・・。 |
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同じく、阿蘇山ですが、風力発電が4機、阿蘇山の風を受けてます。 何となく、飛行機から撮った写真のみたいに雲が動いている様で、動きのある写真になりました。 |
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鹿児島は、桜島を挟み、大きな2つの半島がありますが、この山は西(左)の方の半島(薩摩半島)の先にある「開聞岳」と言う山です。 もうひとつの半島(大隈半島)から見た風景です。 富士山に似て、形のきれいなお山です。 |
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島原半島に渡って雲仙に登り、「仁田峠循環自動車道路」と言う有料道路に入ると、有明海方面や東シナ海方面が見えます。 まだまだ早かったのですが、もう少しすると、夕焼けが海を照らし、なかなか雄大な風景になりそうなスポットでは・・・。 つまり、サンセットポイントのちょっと早い一枚。 |
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萩城址は、天守閣も無く、石垣のみを残す御城ですが、指月山を背景にして、なかなか趣きのある御城です。 これは、もう暗くなりかけの夕暮れに伺い、何枚か撮った中の一枚です。 石垣がきれい。 |
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同じく、萩城址の石垣の端に生えているススキと、内堀の漣とが静けさを感じさせる一枚にしたかったです。 |
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翌日、萩を旅立つ時、橋の上から見えた不思議な風景です。 街の上に雲が・・・、そして川には雲が無い・・・。 朝の静寂を感じさせる風景です。 |
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朝焼けの中の孤島です。 萩から出雲へ行く途中からの一枚です。 赤く映える島が、何となく今日一日の活力を与えてくれそうな力を感じさせます。 |
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